BOOKS

一番本を読んでいたのは小学生時代。
以後、年を取るごとに本を読まなくなってます。
仕事柄、どちらかというと雑誌ばかり読んでますが、
たまには本も読まなくてはね!



2002年に出合った印象的な本たち


水は答えを知っている
その結晶にこめられた
メッセージ
江本 勝 サンマーク出版 水に「ありがとう」「ばかやろう」などの言葉を見せて凍らせた時、様々な音楽を聞かせて結晶を作った時、結晶は見事に違う姿を見せる。植物も動物も水からできていることから、いろいろ考えさせられる。
声に出して読みたい日本語 斎藤 孝 草思社 日本語ってやっぱり面白い!美しい!って再確認させられる。そういえば小学生の時、意味もわからず百人一首と般若心経を全部覚えたものだ。人目を気にせず声高らかに読みたい本。
世界がもし100人の村
だったら
池田 香代子 マガジンハウス 2001年12月、私は幸運にもこの本が出る前に、この本の内容のメールをある方からいただいた。世界の状況からみたら自分はいかに恵まれているかを教えてくれる。
PRIDE&DREAMS
プロフェッショナルセールスの哲学と行動
三上 賢二 株式会社にじゅうに いかにも私の好きそうなタイトル(笑)。郵便局の簡易保険セールスの第一人者が、「成果主義の時代」に生き残るプロの心構えと基本技術を書いたもの。会社のマネージャー研修の資料作成の参考にさせていただいた。
叫び声
ー女坂随想集ー
徳永 道雄 百華苑 このHPを見たMさんが是非と送ってくださったもので、京都女子大の仏教学教授が書いた本。普段読まないジャンルの本だったが、とても読みやすく、また心が洗われた。母・女・自分について考えるきっかけとなった。
三つ目が通る 手塚 治虫   宝塚の手塚治虫記念館では手塚作品が無料で読める。時間がなくて最後まで読めなかったけど、手塚ワールドにひたる。普段隠している3つ目が現れると、天才少年になって大活躍。
聖書の暗号 マイケル・ドロズニン
木原武一 訳
新潮文庫 ヘブライ語聖書30万4805字一列に並べてコンピュータである字数ごとに文字を拾い出していくと、1945文字おきに「ヒロシマ」と出たり、要人暗殺、戦争、天変地異などがでてくるというもの。奇跡か偶然か…
火車 宮部 みゆき 新潮文庫 去年読んだ「模倣犯」があまりに面白かったので、宮部みゆきの昔の作品を買ってみた。やっぱり面白い。消費者金融でカードローン地獄にはまった女性が他の女性を殺してなりかわろうとする。
今日を楽しむための100の言葉 伊藤 守 ディスカヴァー21 妙にこの手の本が読みたくなるときがある。人からは誉められたいけど、自分を癒すとか甘やかすのが嫌いなのか、こういう本ではついつい優しい言葉よりも厳しい言葉ばかりを追っちゃうんだな。
花散る頃の殺人 乃南 アサ 新潮文庫 直木賞受賞作「凍える牙」で大活躍した女性刑事・音道貴子の短編集。ある人に「suwanさんは音道刑事に似ている」といわれた。う〜ん。彼女くらいクールでいつづけられたらいいんだけど…熱血瞬間湯沸かし器の私。
「ゆとり教育」から
子どもをどう守るか
和田 秀樹 講談社+α文庫 これほど2002年4月からの新学習指導要領をわかりやすく批判した本もないだろう。教育にかかわる方、子どもの親には是非読んでもらいたい。日本の教育に対して危機感がわく。
日本人の忘れもの 中西 進 ウェッジ 日本を、日本語を、日本の文化を、日本人であることを誇りに思うと言い切れる人がどれだけいるだろうか。でも「日本」は様々な美と心をもっている。私は日本人で良かったと再認識した。 
龍は眠る 宮部 みゆき 新潮文庫 誰しも一度は超能力を持ってみたいと思ったことがあるだろう。でも超能力者には超能力者の悩みがある。人の考えていることを知ることができる能力をもった少年達。その能力故に事件に巻き込まれていく。
歴史をかえた誤訳 鳥飼 玖美子 新潮OH!文庫 人の発言を別の人に伝えるのは難しい。まして言語、文化が違えばなおさら。悪意なく変えられてしまった言葉と意図。外交交渉の場では致命傷ともなる誤訳の数々。
猛スピードで母は 長嶋 有 文藝春秋 第126回芥川賞受賞作!のコピーに惹かれていたが、強烈な表紙のイラストになかなか手を出せずにいた(笑)一つ一つの文章が短いのと、勢いがあるのとで、文学苦手な人でも読みやすいと思う。
ライオンは眠れない サミュエル・ライダー 実業之日本社 「チーズはどこへ消えた」同様、非常によみやすい本。日本の今と「創造的破壊」について考えさせられた。小泉首相が良く使う「米百俵」の意味が今ごろわかった(汗)。時事ネタなので読むなら早いうちにね。
ローマ人の物語
ローマは一日にして成らず(上)
塩野 七生 新潮文庫 秋にイタリア旅行が決まったので、手にとってみた。世界史に全く縁のなかった私だが、すんなり読みすすむことができた。「宗教に求めたユダヤ人。哲学に求めたギリシア人。法律に求めたローマ人。」日本人は何だろう。
ぼっけえ、きょうてえ 岩井 志麻子 角川ホラー文庫 夏はなんだかホラーが読みたくなる。岡山の方言で「とても、恐い」という意味の題名。短編4篇どれもがおどろおどろしい世界。じっとりとした夏の夜に、蚊取り線香たいて、ローソク一本ともして読みたい本。
案外知らずに歌ってた
童謡の謎
合田 道人 詳伝社 子どものころ毎日歌っていた童謡。でもその意味も背景も知らずに楽しく歌っていたものである。「しゃぼん玉」で消えたのは子どもの命だった…、「赤とんぼ」でおわれたのは誰?、「七つの子」って七才?七羽?など
働く女 群 ようこ 集英社文庫 10人の働く女のお話。様々な人物描写に「あるある!」「いるいる!」と共感の嵐。文は簡潔で読みやすく、ちょこっとした表現が面白い。また着物販売のテクニックとかは営業トークの参考にしちゃったりして。えへへ。
大極宮 大沢 在昌
京極 夏彦
宮部 みゆき
角川文庫 人気3作家のホームページを本にしたもの。本をいくら読んでも作家の生の姿を知らないものだ。宮部みゆきがゲーム女だったとは。私のHPもそうだけど、生の生活がまるわかり。(笑) http://www.osawa-office.co.jp
暗いところで待ち合わせ 乙一 幻冬社文庫 視力と家族をなくし一人で静かに暮らす女と、殺人事件の犯人として追われる男の静かで奇妙な共同生活。ストーリーは途中で読めちゃうんだけど、それでもなんか読んじゃった。
小池 真理子 新潮文庫 直木賞受賞作(といっても随分前だけど)ということで、どんなんやろって気になっていながらもなかなか読む機会のなかった本。ふ〜んって冷めた目で見ながらも結局最後までしっかり読んだというところか。




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