Diary 特別編 

2泊3日 上海旅行日記
2003年11月21日(木)〜23日(土)


文章を簡潔にまとめるのが苦手なことがよくわかる。
やっぱり長いよ…コレ。(苦笑)
文字ばかりで申し訳ないですが、お楽しみいただけたら幸いです。



BGM : 




2003/11/20(木)
  上海1日目前半 ニーハオ!(こんにちは)



昨日ちょいとお酒を飲みすぎて荷作りする前に寝てしまったので
本日は4時起床。
我ながらこんなにいきあたりばったりでいいんでしょか。

関空10時50分集合だけど、
幹事ということで一応1時間前に集合場所へ向かう。
移動中のバスでは中国語会話のCDをずっと聞く。
学生時代に学習したことは見事に忘れていたけど
一度学習したことは思い出すのも早い。

今回の旅行は異動による引継ぎで手配が遅くなったこともあって
ちょいと参加者が少なくって11名。
でも幹事としてはこれくらいの人数がコンパクトでありがたいわ〜

回転ドアのようなところを通る時になぜかまわらない。
前の人はすんなり通っていたのに〜
あれ〜〜??なんで〜〜〜〜???ってまごまごしてたら
後ろにいたM氏のいたずらでした…
M氏「こんなのにひっかかるなんて子どもやな〜」
suwan「こんなことするほうが子どもです。(-。-;)」

12:20発の中国国際航空で上海へ!
座席の前のポケットに入っている中国語&英語表記の雑誌を
眺めているだけで楽しいわ〜。
機内で「入境検疫申告書」を記入。
表が中国語、裏が英語で書いてあって
裏表裏表とぺらぺら英語を読みながら記入していく。
漢字のみで表現してあるのっておもしろい〜
「SARSにかかっている人と接触したか」っていう質問があるのが
上海らしいわ。

途中うぎゃ〜ってくらい揺れて恐かった〜
それでも2時間半くらいで到着なり〜

上海浦東国際空港は大きくてきれいな空港でした。
中庭のようなところに竹林があるあたりが中国だ〜
SARSチェックのための体温を測る装置の横を通る時
別になんにもしていないのに緊張したりなんかして。

ガイドの陳さんは背の高い40代男性。
誰かににていると思ったら
うちの弟が40代になったらこんな感じかなぁ。
おだやかで優しい感じにちょっとホッとしました。

上海はちょうど大雨が降ったあと。
気温18度。思ったよりは寒くない。
いったんホテルにチェックインして荷物を置いてから夕食会場へ。
バスで20分、上海の一番の中心地へ。

会場へ行く途中、マンション、ビル群にとにかく圧倒!
大学時代に授業で習った中国は北京がメイン。
見た映画も古き貧しき中国の庶民の姿ばかり。

ところが上海は大都会!
普通高層ビルの夜景って部屋の電気がついているだけだけど
上海の場合は毎日ビル自体をカラフルにライトアップしている。
つまり毎日美しい夜景を見ることができる。
見栄えを重視している中国人の姿が現れている。

建物もデザインにこったものがたくさんあって、
想像していた「中国」の姿は見えませんでした。
人口1500万人の都市というだけあって、
どんどん建物は上へ上へと高くなっているようです。

上海の写真をみたら必ず載っている丸い球形の独特の形のタワーは
「東方明珠塔」、これはテレビ塔なのです。
日本人ではなかなか作らないデザインだと思う。
テレビ塔としてはアジアで最高、世界でも3番目に高いものだそうです。

同じく空を突くが如くそびえたつのは「金茂大廈」
世界第三の高さを誇る88階建て高層ビル。
上のほうはグランド・ハイアットホテルが入っている。
でも、中国人は世界第三位というのが気に食わないのか、
世界最高のビルを建設中らしい。
恐るべし。

高いものと光るもの大好きsuwanはバスの窓に額の油がつくくらい
べったりかじりつきで外を眺めてました。
え?きたないって(苦笑)
ふきふき…






2003/11/20(木)
  上海1日目後半 ワンシャン ハオ!(こんばんは)



食事場所は「海龍海鮮舫」。英語で「SEA PALACE」というだけあって
船をまるまるレストランにしている場所でした!
海に浮かんでいるから、近くを船が通るたびに揺れるのです。
ゴージャスなつくりで、金の竜が「ザ・中国!」という感じ。

コースの料理とは別に全員が上海カニを注文。
ハサミに毛がついている手のひらくらいの小さめのカニなんだけど
めっちゃ高級品です。
11月が一番おいしい時期らしく、ちょうどいいときに来れました!
(ちなみに庶民のsuwanはこの旅行まで上海カニの存在を知らなかった…)
(え?もしかしてこれって庶民っていうよりも無知の域?)

円卓を11人で囲み、最初は青島ビールで乾杯!
ぷふぁ〜〜〜〜おいちぃぃぃぃぃぃ〜〜〜〜!!!
料理はこれでもかというくらいたくさんの種類がでてきます。
ツアーの日本人観光客がよく来るお店ということもあって
日本人好みの味付けをしていただいているようでした。

ただ、船が微妙に揺れるのがちょいと落ち着かなかった(;^_^A
自分が酔って揺れている気分になったよ。
くらくら〜(+_+)

料理を一通り食べ終わったころに蒸した上海カニが登場!!
おおお!!!と歓声をあげる11人。
お店の方に食べ方を教えてもらって恐る恐る食べてみる。
めっちゃおいしい〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!! 感涙(T_T)
普通のカニはそんなに好きでもないんだけど
これはひとつひとつしっかりしゃぶって食べました。
隣の人に「suwanさん、きれいに食べるね〜」って言われたくらい。
いや、単に食い地が張っていただけかも(;^_^Aあは〜

ちなみに1匹150元でした。1元=15円だから1匹2250円。
でもそれだけ払う価値はあります!

食べ終わって大満足のメンバー。
お店の外がまた見事な夜景スポットだったので記念撮影タイム。
あ、私は普通の写るんですを買っていったので
今回は写真アップなしです。
文字だけのだらだら日記でごめんなさい〜m(_ _)m
(ま、いつものことだけどさ)

ホテルに戻ってまだ時間があるので
若い女性3人でガイドの陳さんに足ツボマッサージのお店を紹介してもらいました。
別のホテルの上の階に入っているお店で、
80分200元、つまり3000円。
これは日本のマッサージから考えたらめちゃくちゃ安い!

3人部屋の個室に案内されて靴と靴下を脱ぐ。
このあたりはすべてジェスチャーね。
ゆったりとしたマッサージチェアのようなところに寝そべり
最初は熱めのお湯を入れた足桶に足をつけます。
このお湯は薄い緑色をしていた。
いろんな薬草が溶かし込んであるらしい。
10分くらいの間に2回お湯を足していく。
足されるたびに「あつい〜!」と顔をしかめる3人。
でもすぐ慣れるんだけどね。

時間が来ると一人一人に若い男の子が付く。
女の人がしてくれるとばかり思っていたからびっくり!
足ツボマッサージっていうと痛いイメージがあるけど
全然そんなことなくって、
強すぎず弱すぎず気持ちよくってぽ〜っとなります。
あ、べつに若い男の子たちにぽ〜っとなっていたわけではないのよ。
(多分…)

毎日ハイヒールを履いているせいで私の足の裏ってタコができている。
あと昔から足の爪が小さい。
そのあたりのことを隣の男の子同士が話しているのが判った。

隣のHさんは足首が固いので
常に「リラックス〜リラックス〜」って言われていた。
そしてその例として私の足をぶらぶら動かされた。
ぶら〜んぶら〜ん。なすがまま、リラックスのお手本のsuwan(笑)

もう一人のIさんはデジカメで目の前の男の子を撮影。
それにならってsuwanは携帯電話のムービーで撮影。
きゃ〜!もう照れている姿がかわいい〜〜〜!!!
とおおはしゃぎの独身女3人。(;^_^A

ここで・・・
suwan担当の男の子とHさん担当の男の子の交わす会話がどうも
私とHさんの関係は何かということを話しているらしかった。
ん???
(ノ゜0゜)ノオオオオォォォォーーーーーーーーー!!!!!
ぎゃ〜ぎゃ〜大騒ぎsuwan。(T_T)
(注!HさんIさんの方がsuwanよりも年上です。)

確かにいつも態度でかいけどさ〜
眼鏡かけるとかなり老けるといわれるけどさ〜
Hさんらは確かにかわいくって年齢よりもずっと若くみえるけどさ〜
HさんもIさんも、先輩であるsuwanに気を使って会話してくれているのが
日本語わからない彼らにも通じたのかもしれないけどさ〜

でも〜!でも〜〜!!

「母親」はないんじゃないの〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!
(T_T)
隣で密かに笑いをかみころすHさんとIさん。

中国語で「私たちは友達です!」と言うと3人がパッと顔をあげた。
まさか中国語が通じるとは思わなかったらしい。
そこからたどたどしい中国語会話が始まる。

「日本語を話すことはできますか?」って聞くと
顔をポッと赤らめて「すこ〜〜〜〜〜〜〜〜〜し!」というのを
ジャスチャー交えて伝えてくれた。
ああ、もうよだれがでるくらいかわいいっす。

Hさんたちは海外旅行を何度もしていることもあって
英会話はかなりできる。
suwanはできない。(いやいや、いばることじゃないって)
でも中国人の人々はこちらの想像以上に英語を知らない。
英語の基本単語が全然通じなくってびっくりするよ。
むしろ日本語の単語の方が通じたりする。

去年のイタリア、おととしのフランスでも思ったけど
相手の言っていることが判らないと会話はなりたたない。
ヒアリングができないと答えることができない。
もうちょっと中国語の単語が聞き取れたらなぁ。
(筆談すればよかったということに気付いたのは部屋に戻ってから)

彼らは3人とも20才とのこと。
私たちは3人とも27才って言うと(今回は年齢詐称する余裕なし。)
「もうちょっと若いかと思った」と言ってくれました。(;^_^A
さっき「母親」という単語を聞かなかったら
素直に受け止めたんだけどね〜
ぶひ。(-。-;)

ちょいと心に傷を追ったけど(笑)
とってもとっても楽しい時間になりました。
足のマッサージの後に肩ももんでくれたし、
全部終わってから、靴下まで履かしていただきました(*^_^*)きゃ〜
靴を履いたときに、足のサイズが小さくなっているのがわかって感激!
これはすごい〜〜〜

さらに一人が私たちのホテルまで送ってくれました。
いや〜、男性にこんなにちやほやされたことはないかも。
もう、今夜の体験だけでも上海に着た甲斐があったわ♪