BOOKS

一番本を読んでいたのは小学生時代。
以後、年を取るごとに本を読まなくなってます。
仕事柄、どちらかというと雑誌ばかり読んでますが、
たまには本も読まなくてはね!



2003年に出合った印象的な本たち


本所深川ふしぎ草紙 宮部みゆき 新潮文庫 深川七不思議を題材にした七つの短編時代小説。どの話も読み終わった後、心がくすぐったい気がする。たまにはこういう人情ものに触れるのもいいなぁ。人間捨てたもんじゃないよって気になる。
花盗人 乃南 アサ 新潮文庫 10の短編ミステリー。いつのまにかそれぞれの主人公と同じ気持ちになっている自分に気づく。どれも最後に人間の暗い部分が生みだすオチがついていて、人間ってこわいよって気になる。(苦笑)
東京100発ガール 小林 聡美 幻冬社文庫 仲良しEさんが「是非読んで!」と紹介して下さった、女優小林聡美のエッセイ集。この本読んで小林聡美がさらに好きになった。にやにやしながら読んじゃう。「ネコ派」「小市民」ということで共感しまくり。
朝ごはん食べた? 内館 牧子 小学館文庫 「週刊ポスト」に連載しているエッセイの文庫化。今まで内館牧子の本とかドラマとかあんまり見たことなかったから、別に好きでも嫌いでもなかったんだけど、一気に好きになった。価値観共通点多いのかも。
27 原田 宗典 角川文庫 「本書には噴飯成分が含まれております。お食事中のご一読はできるだけお控え下さい。また、牛乳を飲んでいる人の背後での朗読もお勧めできません。」私は新幹線の中で読んでひとりにやついてました。
冷静と情熱のあいだ
Rosso
江國 香織 角川文庫 keromingちゃんのおススメ通り、Rossoから読みました。(大正解!)映画を先に見たので話の内容はわかっているんだけど、それでも先が読みたくって一気に読んじゃいました。
冷静と情熱のあいだ
Blu
辻 仁成 角川文庫 Bluを読み終わった後、またRossoのラストを読み返してみる。読後、話の続きを想像し幸せな余韻にひたる。そして去年のイタリア旅行で実際に目にした場所を思い返す。感動2倍。
20世紀少年(11) 浦沢 直樹 小学館 去年は浦沢氏の「MONSTER」(完結)とこの「20世紀少年」の発売が待ち遠しかったものです。あ〜、早く次が読みたい。前いた神戸の職場の女性達に漫画を流行らせたのは私です。えへっ。あ、これも貸さなくっちゃ。
言葉のごちそう 市堀 艶子 三笠書房 話し方心理センター所長による良い人間関係を生むための本。やさしくやわらかい表現、自分自身の例をふんだんに盛り込んでいるので読みやすく、また私の好きな名言・ことばにあふれています。
なぜ仕事するの? 松永 真理 角川文庫 「なぜ自分を無視するの?」「なぜストレスから逃げるの?」「なぜ結婚したいの?」「なぜ課長になりたくないの?」「なぜ上司を嫌うの?」「なぜ転職するの?」など。もっと早くに読んでいたら!悩める女性へオススメ。
コスメティック 林 真理子 小学館文庫 「仕事でも恋でも100パーセント幸福になってみせる」という30代キャリアウーマンの闘い。まさに林真理子だからこそこれが書けたと思う。長編ですが、読むと元気と勇気が出てきます!戦う女性へオススメです。
論理力が身につく
大人のクイズ
逢沢 明 PHP文庫 「アフリカのある部族が、雨乞いの踊りを踊ると、必ず雨が降るそうです。なぜでしょう。」とか「英語でトラはタイガー、ゾウはエレファント、ではかっぱは?」とか、ちょっと面白くって、しかもいろんな教訓に満ちています。
今さら他人には聞けない疑問650 エンサイ・クロネット/編 知恵の森文庫 別に知らなくっても生きていけるけど、知っていると面白い、そんなネタが650コ入っています。「武士はなぜ切腹が名誉なのか」とか「なぜ、マックシェイクはわざと飲みにくくしてあるのか」とか。
水木しげるの憑物百怪 水木 しげる 学研 見開き1ページごとに妖怪ひとつが紹介されています。水木しげるの絵ってなんで不気味なのかなって思ったら背景がとにかく黒い。点と線とでひたすら黒くうめつくされているんだよね。
本屋はサイコー! 安藤 哲也 新潮OH!文庫 この著者はくせがある。こういうタイプは嫌いという人も多いかな。けどプロ意識が高くて、考えて仕事をする人って私は面白い人だと思うのです。「インターネットのユーザーは、基本的に本が好き」だって。あたってる!?
20世紀少年(12) 浦沢 直樹 小学館  「本格科学冒険漫画」だってさ。「本格」って付くだけあって、おもしろいんだわさ。今集めている漫画2つのうちの一つです。いよいよ話もクライマックスに近づいているのかな。あ〜、早く次が読みたい! 
会議革命  斎藤 孝  PHP研究所  会社に所属していると毎月必ず会議がある。女性と男性とで会議室の広さも考えたほうがいいんだって。「ネガティブなことを言う前にアイディアを出せ」だって。ああ!みんなに読ませたい。 
天使になった男 ジョー・タイ ディスカヴァー 20の言葉(名言)をむりやりお話でつないだような印象があるかな。でも面白い言葉もあったよ。「情熱的に夢見て、理性的に考える」とか「自分で自分の目的を信じなかったら、ほかの誰が信じてくれるだろう」とかね。
笑われるかもしれないが 原田 宗典 幻冬社文庫 「笑われるかもしれないが」「叱られるかもしれないが」「読みたくなるかもしれないが」「言いえて妙かもしれないが」「買いたくなるかもしれないが」「余計なことかもしれないが」
感じの漢字 高橋 政巳 扶桑社 漢字ってアルファベットとかと違って、みているだけでなんとなく意味がわかったりするでしょ。その面白さをさらに引き出したののがこの本。頭をやわらかくして、想像力をふくらませながら眺めたい本。
話を聞かない男、
地図がよめない女
アラン・ピーズ
バーバラ・ピーズ
主婦の友社 何年か前にベストセラーになった本の文庫版がでていたので読んでみた。ベストセラーになるだけあって面白い。男脳と女脳はつくりが違うから、特長が違って当然。だからその特長を理解して接しましょう。
ドキュメント
戦争広告代理店
高木 徹 講談社 「キャッチコピー」と「衝撃の映像」を使うことで世論を動かす(情報操作)。戦争さえも広告代理店によって誘導されるのかと思うと恐ろしい。「泣かない赤ちゃんはミルクをもらえない」ということ。自分自身「PR」の仕事に関わることもあるだけに、とても考えさせられた。仕事のヒント満載。
嘘つき男と泣き虫女 アラン・ピーズ
バーバラ・ピーズ
主婦の友社 「話を聞かない男、地図が読めない女」の第2弾。前作が面白かったから、ハードカバーだけど、結局買っちゃったわ。この本を読むことで、いろんなことを割り切って考えることができそうな気がする。
ガセネッタ&シモネッタ 米原 万里 文春文庫 同時通訳という仕事をしている方のエッセイ。同じ日本語でさえ、間に人が入るとなかなか真意が通じなかったり、微妙にニュアンスが変わったりするよね。通訳の人たちの苦労が楽しく紹介されてます。
絶対学力 糸山 泰造 文春ネスコ 塾の先生の書いた本。絶対学力っていうのはつまり考える力。考える力がついていないといくら頭がよくっても(暗記能力にたけていても)応用や発展させることができないのよね。
お母さんは勉強を
教えないで
見尾 三保子 草思社 「引き出す教育」を実践されている塾の先生の書いた本。上の糸山氏との論の共通点が多く、塾の先生として思うこと、感じることは一緒なんだと思った。女性ならではの文章。
江戸川乱歩傑作選 江戸川 乱歩 新潮文庫 江戸川乱歩の本は小・中学校の時に読みあさったんだけど、内容をほとんど覚えていなかった。たまには昔読んだ本を読み返すのもいいのかもね。夏の夜、どきどきしながら読みましたわ。
R.P.G. 宮部 みゆき 集英社文庫 ネット上の擬似家族の「お父さん」が殺された。ネット上の家族と現実の家族の戸惑い。「模倣犯」の武上刑事がでてきます。「クロスファイア」も読んでみようかなと思った。
強気な女が泣きたい夜に 笠原 真澄 知恵の森文庫 あかん…こういう本に手がでると言うこと自体、弱っている証拠や。「君は強いから大丈夫」なんて言われたくないし。でも弱い女にもなりたくない。題名とコピーですでに共感しているし。
江戸川乱歩全集
第4巻
孤島の鬼
江戸川 乱歩 光文社文庫 「孤島の鬼」と「猟奇の果」の2作を収録。「孤島の鬼」は前半推理もの、中盤怪奇もの、後半冒険ものと長編ながら読み手をあきさせない。「猟奇の巣」はもしも自分と瓜二つの存在が犯罪をおかしたら…
江戸川乱歩全集
第10巻
大暗室
江戸川 乱歩 光文社文庫 「怪人二十面相」「大暗室」の2作を収録。「怪人二十面相」は小学校の時に読んだはずなのに全然覚えていなかった。ただドキドキしたという感覚の記憶のみ。「大暗室」はまさに乱歩ワールド。
予知夢 東野 圭吾 文春文庫 「探偵ガリレオ」のシリーズ2作目。でも短編集だから1作目読んでなくても楽しめるよ。天才物理学者が予知夢、霊視、ポルターガイスト、火の玉などのオカルト現象に伴う犯罪を論理的に解き明かしていく
バカの壁 養老 孟司 慎重新書 誰の前にも「バカの壁」が存在することを理解すると心が軽くなるね。3歳までに母親が「この子は育てにくい子だ」と言われいる子は非行に走っている確率が高いんだってさ。
祇園の教訓
昇る人、昇りきらずに終わる人
岩崎 峰子 幻冬社 京都の祇園、花柳界、舞妓、芸妓の世界というのを誤解していたことを知る。一流の人たちのお相手をしている方ならではのおもてなし、立ち居振舞い、礼儀作法、心遣い、そしてプロ意識に目が覚める思い。相手を思いやる「心」を持った仕事、細やかな接客方法はどの仕事にも通じます。
「原因」と「結果」の
法則
ジェームス・
アレン
サンマーク出版 もともとの原題は「As a man thinketh」。邦題と全然イメージが違うね。でもこの邦題の方が結論を表していると思うよ。「自分こそが自分の人生の創り手である」ということを忘れないようにしたい。
脳を鍛える
やさしいパズル
西村 克巳 成美堂出版 ある人に「頭わるくなったんじゃないの?」といわれて頭にきたので(苦笑)、頭が良くなるような本を買ってみた。枠にとらわれない発想、図にまとめること、単純化することは訓練でなんとかなりそうよ。
頭がいい人の
習慣術
小泉 十三 河出夢新書 具体的な仕事術が満載のビジネス・ハウツー本を読んだ後は、まだ実践していないのに頭がよくなった気がする(笑)。でも実践しないと読んでいないのと同じだから早速試してみることにしよう!






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