2005年に出合った印象的な本たち
今夜は眠れない | 宮部 みゆき | 角川文庫 | 突然5億円が手に入ってしまった家族の物語。お金によって生活が狂い、壊れかけた家族の絆を取り戻しそうと努力している主人公たちの姿についつい自分の様子と見比べてしまいます。 |
美人画報 | 安野 モヨコ | 講談社文庫 | ファッション雑誌「VOCE」に1998〜2000年まで連載されていたエッセーの文庫化。ちょっと古いネタもあるけれど、方法はまあおいといても「綺麗になりたい」「キレイになろう」という意識を高めるにはいい本でしょう。 |
ビデオ・DVDで観たい名画200選 | 淀川 長治 佐藤 有一 |
知恵の森文庫 | 見開き2ページにあらすじ・見どころ・俳優解説・淀川長治のワンポイントが入っている。こうしてみてみると観ていない名画がたくさんあるなぁ。将来、自由な時間がたくさんできたら映画をたくさんみたいものです。 |
頭がいい人、悪い人の話し方 | 樋口 裕一 | PHP新書 | ビジネス書のベストセラーの棚でよくみかけるけど、suwan評価は低め。だって、こんなバカにはこう対応しよう、の繰り返しで人間の悪いところばっかりを見ている気になるんだもん。 |
サラーム アリコム モロッコ王国をたずねて |
塚田 美奈子 | 本の森 | モロッコへの一人旅にはまってしまった会社の同僚がついに本を出しました!モロッコに女性で一人旅をするというのもすごいけど、シベリア鉄道7泊8日一人旅のレポートも驚きです。 |
問題な日本語 | 北原 保雄 編 | 大修館書店 | テレビや新聞でもよく取り上げられている変な日本語を取り上げてまじめに解説している。そーそーってぶんぶん首を振りたくなる妙な言葉たち。でもわたしも結構使ってるかも〜。だってワカモノだもん。きゃっ♪ |
カウンセラーのコーチング術 | 市毛 恵子 | PHP | 流行りのコーチングのハウツー本。普段の会社の人々との接し方はもちろん、指導者研修に活かせることばっかり。相手に教えるのがティーチャーなら、相手から引き出すのがコーチ。 |
しろのあお | 上大岡 トメ | 飛鳥新社 | マンガ部分が多いので、楽に読めます。自分が小学生だったころのことを思い出して、そうそう!こんなことあったあったと楽しく読むことができます。昔も今も子どもは変わっていない。変わったのは環境。 |
「話す力」が面白いほどつく本 | 櫻井 弘 | 知的生きかた文庫 | 研修でお話をさせていただく立場の割りに、未だに話し方に自信が持てないものである。そもそも本を読んで話がうまくなるわけではないのだが。でも読めば意識するから失敗は減るかな。 |
バッテリー 1〜3 | あさの あつこ | 角川文庫 | どこまでも自信に満ちた天才ピッチャー巧と、その球を受けるために存在するキャッチャー豪。電車乗り過ごしそうなくらい熱中して読みました。あだち充の野球マンガを読んでいる時と同じくらいどきどきするよ。ああ〜ん!早く続きが読みた〜〜〜いっっっ!!! |
ゲームの名は誘拐 | 東野 圭吾 | 光文社文庫 | 時代の変化に合わせて、インターネットや携帯を駆使した犯罪のミステリー。犯人視点の話だから普段とは違うドキドキ感。映画「g@me」の原作とのことなので、藤木直人と仲間由紀恵ちゃんをイメージしながら読む。 |
マイ・ライフ | 綾戸 智絵 | 幻冬舎文庫 | 綾戸節てんこもり。まるで目の前に彼女がいてしゃべっているのを聴いているような感覚になる。天真爛漫で常にポジティブ・シンキングな彼女だけど、いろんなことを乗り越えての今がある。元気でまっせ! |
学習する組織 | 高間 邦男 | 光文社新書 | O取締役に薦められた本。組織論や対人関係の本を読むときには身近な組織や上司、メンバーを思い浮かべると難しい本も楽しめる。最近固い本を読んでいなかったから読むのにやや時間かかった。(;^_^A |
さおだけ屋はなぜ潰れないのか? | 山田 真哉 | 光文社新書 | D室長に薦められた本。前々から題名のインパクトが強くって書店でも気になっていた。さおだけ屋はなぜ潰れないのか、ベッドタウンに高級フランス料理店の謎などタイトルのつけ方が上手い! |
イン・ザ・プール | 奥田 英朗 | 文藝春秋 | おかーちゃんから薦められた本。注射大好きのトンデモ精神科医伊良部と露出狂看護婦のマユミちゃん。むちゃくちゃな診断なんだけどいつのまにかペースにはまり、癒され、新しい生活へ背中を押してもらえる。おばかなんだけど、実はポイントを突いている。 |
空中ブランコ | 奥田 英朗 | 文藝春秋 | 「イン・ザ・プール」に続いて精神年齢5歳児の精神科医伊良部とヒョウ大好き露出狂マユミちゃん大活躍。「いらっしゃ〜い」の声とビタミン注射への強引な流れはもはや水戸黄門の印籠出しと同じくらい「待ってましたっっ」と楽しみになります。読むときは場所を選びましょう。 |
頭がいい人の「自分を高く売る」技術 | 樋口 裕一 | 角川oneテーマ21 | F顧問に薦められた「頭がいい人、悪い人の話し方」の樋口氏の本。これまた周りの人の様子を思い浮かべながらニヤニヤしながら読んでました。どんな場でも自己演出力というのは重要。 |
「質問力」のある人が成功する | 服部 英彦 | PHP文庫 | K氏に薦められた本。仕事で話す力だけでなく聞く力も重要。さらに言うと聞き出す力つまり「質問力」がある人がより成功します。ケーススタディで簡潔にまとめられているので読みやすいです。 |
サウス・バウンド | 奥田 英朗 | 角川書店 | 毎日のランチタイムが楽しみで楽しみで仕方がなかった!どうしたらこんなにキョーレツで面白い人物がかけるんだろうか。過激なおとーちゃんから目が離せません。沖縄に行きたくなるよ。 |
眞鍋かをりのココだけの話 | 眞鍋 かをり | インフォバーン | かわいいだけじゃない、おもろいだけじゃない、おちゃめなだけでない、流行を上手く取り入れ、話題の豊富さとぐいぐい読ませる文筆力には嫌味でない知性を感じます。勉強になりますっ! |
一瞬で信じ込ませる話術 コールドリーディング | 石井 裕之 | フォレスト出版 | なぜ、占い師は信用されるのか。話術のテクニックをここまで明かしていいのかと心配してしまうくらいの内容です。騙されないことと、自分がすばやく信頼されるために…使えます! |
女刑事 音道貴子 未練 |
乃南 アサ | 新潮文庫 | 苦しみながらも前に進む孤高の女刑事、音道貴子に自分を重ねて切ない思いをしたり、励まされたりする女性は多いんじゃないかなぁ。suwanもその一人。辛いカレーが食べたくなった。 |
ハーバードからの贈り物 | デイジー・ウェイドマン | ランダムハウス講談社 | ハーバード・ビジネススクールの最終講義で教授たちの贈るメッセージを本にしたものです。もともとのタイトルの「Remember who you are」、すべてがこの言葉につながっています。 |